前立腺肥大治療

前立腺肥大の治療/排尿トラブル改善で気分爽快

前立腺肥大の原因

 

男性は中年になってきますと、排尿に問題が出てくる人がいます。50代を過ぎたころから始まり原因は前立腺による尿道の圧迫が原因になっています。

 

前立腺は膀胱のすぐ下にあって、その中央を尿道が通っています。年齢と共に前立腺が肥大してきて尿道が圧迫されてそのような現象が起きます。

 

前立腺の機能に関しては、今の医学ではまだ良く分かっていません。

 

射精の時、精子に必要な前立腺液を出して収縮することは分かっていますが、それ以上の機能に関してはいまだ不明な点が多い男性だけが持っている臓器になります。

 

正常な前立腺の大きさはクルミぐらいの大きさで、肥大していきますとみかんぐらいになると言われています。

 

前立腺が肥大する主な原因で明確に分かっていることは、加齢です。

 

50代ぐらいから前立腺肥大が始まり、約30%の男性に肥大が見られます。80代では90%の男性が前立腺肥大になっています。

 

前立腺肥大のその他の原因にメタボリックなどの成人病が大きく影響していることも分かっています。高血圧や肥満の人は前立腺肥大になる速さが加速します。

 

性的能力が必要でなくなった年齢の男性の前立腺は、その後役目が無いので縮小するか肥大するかのどちらかになります。

 

昭和の初めごろの栄養状態の良くない時代には、ほとんどの男性が加齢と共に前立腺は縮小していましたが、栄養状態が良くなった現在では加齢と共に肥大するようになっています。

 

前立腺

前立腺が肥大しますと、その中を尿道が通っていますので当然圧力を受けて何らかの症状が誰でも出てきます。

 

多い症状では、尿の出が悪くなる事があります。年を取りますと若い時のように勢いよく排尿が出来なくなることはどなたも経験しているはずです。

 

 

ですが、それ以降前立腺肥大の治療が必要な程の症状が出る人の割合は25%と言われています。

 

ですので前立腺肥大になっても、必ずしも治療を受けなければいけないという訳ではありませんので安心して下さい。

 

その他の原因としては、年齢による男性ホルモンの変化が影響していることも分かっています。

 

以上が現在分かっている前立腺肥大の原因ですが、実際のメカニズムに関してはまだ明確に分かっていない状態です。

 

前立腺肥大は男性にとって避ける事の出来ない症状になります。

 

前立腺肥大の症状

 

尿の勢いが弱り、排尿に時間がかかる。

 

どうしても前立腺が肥大してきますと、尿道が狭くなりますので、出てくる尿量がすくなくなってしまいます。
若い頃は凄い勢いで出たおしっこも年と共に、勢いが無くなってしまいます。

 

排尿後も残尿感がある。

 

この場合は2点の原因が考えられます。
@尿管が狭くなって少し炎症をしている。
A尿管が狭くなり過ぎて全部おしっこができらない。

 

頻尿(1日に8回以上トイレに行く)

 

どうしてもおしっこの出が悪いので、少量のおしっこが膀胱に溜まったままになってしまい。頻繁に尿意がしてしまいます。

 

夜中の尿意(1晩に2回以上トイレに行く)

 

これも頻尿ト同じで、夜中にも同様の状態が起きますので、とても気分の悪い症状です。

 

突然ガマンできないような強い尿意がおそう。(尿意切迫)

 

いままで何も尿意など無かったのが、突然我慢のできない尿意に襲われる現象です。
狭くなった尿管の中で溜まっていた尿が一度に出ようとするために起こります。
前立腺肥大で尿管が狭くなって炎症部分がある場合には、排尿時に強い痛みを感じる事があります。

 

排尿後ズボンの中で、尿道に残った尿が漏れる。

 

しっかり排尿したつもりで、ズボンを上げると、更に尿が出てくる現象です。
下着もびっしょりになり、とても嫌な思いをします。
狭くなった尿管の中にまだできらないおしっこが溜まっているために起こります。

 

ED(勃起不全)をともなうことがある。

 

前立腺は、精子に栄養を与える液を出す役目のある器官ですので、肥大する事により、液の出が悪くなり精子の活動も悪くなります。
これが原因でEDになる場合が多い様です。
前立腺肥大になると、精子の液を出す部分が炎症して、射精の時に強い痛みを感じる事もあります。

 

重症になるとまったく尿が出なくなることがあります。(急性閉尿)

 

前立腺肥大によって完全に尿管が塞がれてしまうことで起きます。これはすぐにでも病院に行って膀胱内の尿を出してしまいませんと膀胱が破裂してしまう危険性もありますので、すぐに処置が必要です。

 

前立腺肥大症にについて更に詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

 

前立腺肥大の検査方法

 

直腸内指診

 

肛門から直接指を入れて、前立腺の状態を検査する方法です。
この方法ですと、前立腺の大きさや、硬いしこりがある場合には前立腺がんなどを発見することができます。
前立腺にすでに炎症がある方ですと、とても痛い検査になります。

 

前立腺肥大直腸内指診

 

尿検査

 

実際に尿を取って検査をします。
前立腺肥大の人は、同時に前立腺、尿管などに炎症が起きている場合がありますので、
この検査で尿の濁りや顕微鏡検査で菌がいないかなどがわかります。

 

超音波検査(腹部エコー検査)

 

超音波を利用して、正確に前立腺の大きさや残尿量などを把握することができます。
皮膚の上から超音波機をあてるだけの検査ですので、痛みも無く楽な検査になります。
通常の泌尿器科に行きますと、この検査が最初の正確な確定検査になります。

 

超音波検査(腹部エコー検査)

 

血液検査PSA

 

PSAは前立腺から分泌される特異なタンパクで、血中のこの量を計る事により前立腺がんの有無を判断できます。
また前立腺肥大の場合もこの量がふえますので、肥大の検査にもなります。
血液検査ですので、すぐには結果が出ないのが欠点です。
又AGAの薬(プロぺシア)などを服用している場合にはこの数字が半分ぐらいに減った状態で検出されてしまいますので、その場合には医師にプロペシアを服用している事を伝えませんと正常な値が求められません。

 

残尿測定

 

排尿後すぐにエコーを掛けて膀胱内の尿の残量を検査します。
正常の人ですと、膀胱に尿がありませんが、前立腺肥大の人になりますと、排尿後も膀胱にある程度の尿が溜まっています。

 

前立腺肥大症は人によっていろいろと症状が変化します。早目に対処しておくことが大切です。

 

前立腺肥大の治療

 

α1受容体遮断薬

 

フロマックス(日本名ハルナール)はα遮断薬といわれる薬で、自律神経の緊張などにより硬くなった前立腺や尿道の筋肉をリラックスさせて排尿を楽にしてくれます。
多くの場合この薬で、排尿トラブルの改善が見られます。
即効性があり服用したその日から効果があります。
前立腺肥大自体を治療する薬ではありませんが、軽度の前立腺肥大ですとこお薬で治ってしまいます。

 

抗男性ホルモン薬

 

前立腺肥大症に効果があるとして開発された『アボダート』という男性ホルモンのDHTの生成をさまたげる薬が有名です。
肥大した前立腺は男性ホルモンが影響しているので、その男性ホルモンを抑制することにより肥大した前立腺を小さくする作用があります。
アボダートは前立腺肥大症の改善だけでなく、抜け毛を抑える効果があると分かり、今ではAGA(男性型脱毛症)の治療にも使われています。

 

アボダートの成分はデュタステリドで、脱毛の最大の原因である『5αリダクターゼ(I型、II型)』両方を抑えるため、AGA治療のプロペシアよりもさらに効果が高いとされています。プロペシアの成分フィナステリドは、5αリダクターゼ1型のみの作用を抑えます。

 

漢方薬

 

いくつかの漢方薬が前立腺肥大に効くとされていますが、個人差が多くその効果もあまり期待できない場合は多いため、前立腺肥大では漢方薬はあまり利用されていません。

 

手術療法

 

前立腺肥大の薬物療法を行っても改善が見られない場合には、外科的な方法で、前立腺自体を取ってしまう手術をします。
前立腺肥大は高齢者に多いため、開腹手術は滅多に行われず、体に負担の少ない内視鏡手術が主流となっています。
内視鏡を尿道から入れて、電気メスやレーザーで切除します。出血も少なく手術方法も日進月歩で進化していますので、最新の方法で手術をしてもらいましょう。

 

前立腺肥大摘出後の副作用

 

前立腺全摘手術を受けた約70%の患者さんが排尿障害や性機能障害の、悩みを抱いています。
特に尿漏れは生活していく中でとても不便な事が多く、入漏れパッドなどの使用が必要で、これが元で家に閉じこもってしまう人もいます。
これは前立腺の近くに尿道括約筋や勃起に寄与する神経があるため手術中にこれらの一部を損傷してしまうことで起きます。

 

実際の手術をする医者の技術力にも差があり、この手の手術に熟練した医者を探して、副作用が最低限で済むようにする事が望ましいと言えます。

 

前立腺肥大症は早めの治療が大切になります。具体的な方法はこちらを参考にして下さい。

 

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